大嶋宣人のThinking Increment
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「大嶋宣人の "Thinking Increment"」ITソーシャルネットワークをシンプルに、スマートに使いこなしていくための奮闘記

STEM学校教育について1 〜小学校編〜

2020年よりスタートする小学校におけるSTEM教育いついての調査と考察をしてみました。

参考資料としているのは中央教育審議会が発表した「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」です。

 

参考資料には、教育のイメージとして「身近な生活でコンピュータが活用されていることや問題解決には必要な手順があることに気付き、基礎的なプログラミング的思考を身に付け、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする」という記載があります。

 

また、参考資料には「将来どのような職業に就くとしても時代を超えて普遍的に求められるプログラミング的思考を育むプログラミング教育」という記載もありました。

 

これらは一体どのようなことなのか?
私なりに考察をしてみました。

 

1.シンプルなデジタル機器の動作原理を推測できる
2.トライ&エラーの精神を身に付ける
3.問題を解決するためのIT機器・ソフトウェアを想像できる

 

これだけだと分かりにくいと思いますので、もう少し分かりやすくストーリー風にアレンジしてみます。

 

※このストーリーは現実の話ではありません。全て仮の設定です。

 

自分自身がパン屋を営んでいるとします。
もうそろそろ自分一人のパンの生産量が限界を迎えてきましたが、まだまだ今の生産量に満足していません。

 

そこで、ベルトコンベアと電熱機器を利用して、自動でパンを焼く機械をつくってみることにしました。

ベルトコンベアの上には電熱機器を取り付けてあります。
ベルトコンベアに乗ったパンが電熱機器で焼かれて運ばれてくる仕組みです。

 

あとは、ベルトコンベアを動かすためのモーターを制御する簡単なプログラムを書きました。
(1.シンプルなデジタル機器の動作原理を推測できる)

 

次に、おいしいパンを生産するため、どのくらいの時間パンを焼くのかを調整しました。
一回や二回の調整では全くおいしいパンをつくることはできず、失敗したパンをよく分析し、その結果を次のテストへ反映させることにより、ようやく自信をもってお客様へ提供できるパンを生産することができようになりました。
(2.トライ&エラーの精神を身に付ける)

 

それでも、パン屋はまだまだ満足していません。
むしろ、改善すべき点がたくさん見えてくるようになりました。

 

例えば、夏と冬では気温が違うため、同じプログラムでパンを焼いていては安定した味になりません。
そこで、自動パン焼き機に気温の測るセンサーを取り付けることにしました。
そして、気温に応じて電熱機器の温度とベルトコンベアの回転速度を自動で調節するプログラムをつくりました。
(3.問題を解決するためのIT機器・ソフトウェアを想像できる)

 

まだまだ課題は残っています。
例えば、どうしても発生してしまう少々焦げたパンを自動で取り除けないか?
これは画像認識技術を利用すれば、実現が可能な気がしています。

 

このように改善を繰り返していけば、いつか必ず低コストでハイクオリティのパンを大量に生産できると信じてます。

 

※このストーリーは現実の話ではありません。全て仮の設定です。

 

...というイメージです。

 

実際にはベルトコンベアと電熱機器でパンが焼けるかは分かりません。
もっと大がかりな仕組みが必要になると思います。
そして、さすがにベルトコンベアと電熱機器を自分自身で設置するのも難しいと思います。
しかし、プログラミングの部分においては、本当に小学生でもできることです。

実際に弊社が運営しているジーニアスクラブでは、小学5年生が異物を検知したらストップするベルトコンベアのプログラムを書いています。
扇風機を動かすプログラムだって書いています。
今は、そういう時代です。

 

おそらく中央教育審議会は、前のストーリーのパン屋のような発想・思考・姿勢を持った小学生を育成することを目標においているのではないかと思います。

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