大嶋宣人のThinking Increment
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「大嶋宣人の "Thinking Increment"」ITソーシャルネットワークをシンプルに、スマートに使いこなしていくための奮闘記

公立高校プログラミング授業への取材

今年度、あいちSTEMハイスクールの講師として愛知県立大府東高校のプログラミング講師を務めております。

その授業へ知多メディアスネットワークさんに取材に来ていただきました。

 

 

 

>>Web動画 [mediasエリアニュース]

 

この日は、ロボットに黒い線を検知させて、その線に沿ってロボットを動かす課題を行っておりました。

プログラミングを駆使して、センサーとモーターをイメージ通りに制御しないと課題をクリアできません。

高校生の必死な姿をみると、私もエネルギーが湧いてきます。

また、高校生が課題を克服してガッツポーズをとっている姿を見て、私も心の中でガッツポーズをしておりました。

 

高校生のみんなには、プログラミングが遠い世界のものでなく、身近に動いているものだと感じてほしいと思っています。

また、プログラミングを通して、物事を論理立てて考え、戦略的に目標を達成することを覚えてほしいと願っています。


STEM学校教育について1 〜小学校編〜

2020年よりスタートする小学校におけるSTEM教育いついての調査と考察をしてみました。

参考資料としているのは中央教育審議会が発表した「幼稚園、小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校の学習指導要領等の改善及び必要な方策等について」です。

 

参考資料には、教育のイメージとして「身近な生活でコンピュータが活用されていることや問題解決には必要な手順があることに気付き、基礎的なプログラミング的思考を身に付け、コンピュータの働きを自分の生活に生かそうとする」という記載があります。

 

また、参考資料には「将来どのような職業に就くとしても時代を超えて普遍的に求められるプログラミング的思考を育むプログラミング教育」という記載もありました。

 

これらは一体どのようなことなのか?
私なりに考察をしてみました。

 

1.シンプルなデジタル機器の動作原理を推測できる
2.トライ&エラーの精神を身に付ける
3.問題を解決するためのIT機器・ソフトウェアを想像できる

 

これだけだと分かりにくいと思いますので、もう少し分かりやすくストーリー風にアレンジしてみます。

 

※このストーリーは現実の話ではありません。全て仮の設定です。

 

自分自身がパン屋を営んでいるとします。
もうそろそろ自分一人のパンの生産量が限界を迎えてきましたが、まだまだ今の生産量に満足していません。

 

そこで、ベルトコンベアと電熱機器を利用して、自動でパンを焼く機械をつくってみることにしました。

ベルトコンベアの上には電熱機器を取り付けてあります。
ベルトコンベアに乗ったパンが電熱機器で焼かれて運ばれてくる仕組みです。

 

あとは、ベルトコンベアを動かすためのモーターを制御する簡単なプログラムを書きました。
(1.シンプルなデジタル機器の動作原理を推測できる)

 

次に、おいしいパンを生産するため、どのくらいの時間パンを焼くのかを調整しました。
一回や二回の調整では全くおいしいパンをつくることはできず、失敗したパンをよく分析し、その結果を次のテストへ反映させることにより、ようやく自信をもってお客様へ提供できるパンを生産することができようになりました。
(2.トライ&エラーの精神を身に付ける)

 

それでも、パン屋はまだまだ満足していません。
むしろ、改善すべき点がたくさん見えてくるようになりました。

 

例えば、夏と冬では気温が違うため、同じプログラムでパンを焼いていては安定した味になりません。
そこで、自動パン焼き機に気温の測るセンサーを取り付けることにしました。
そして、気温に応じて電熱機器の温度とベルトコンベアの回転速度を自動で調節するプログラムをつくりました。
(3.問題を解決するためのIT機器・ソフトウェアを想像できる)

 

まだまだ課題は残っています。
例えば、どうしても発生してしまう少々焦げたパンを自動で取り除けないか?
これは画像認識技術を利用すれば、実現が可能な気がしています。

 

このように改善を繰り返していけば、いつか必ず低コストでハイクオリティのパンを大量に生産できると信じてます。

 

※このストーリーは現実の話ではありません。全て仮の設定です。

 

...というイメージです。

 

実際にはベルトコンベアと電熱機器でパンが焼けるかは分かりません。
もっと大がかりな仕組みが必要になると思います。
そして、さすがにベルトコンベアと電熱機器を自分自身で設置するのも難しいと思います。
しかし、プログラミングの部分においては、本当に小学生でもできることです。

実際に弊社が運営しているジーニアスクラブでは、小学5年生が異物を検知したらストップするベルトコンベアのプログラムを書いています。
扇風機を動かすプログラムだって書いています。
今は、そういう時代です。

 

おそらく中央教育審議会は、前のストーリーのパン屋のような発想・思考・姿勢を持った小学生を育成することを目標においているのではないかと思います。


普通じゃない、とは?

愛知県内の公立高校よりご依頼いただき、STEM教育特別授業を担当することになりました。
2020年プログラミング授業必須化の影響でいよいよ公立学校もSTEM教育への関心が高まっているようです。

 

理系2クラスを対象に2時間ずつ全5回の時間を担当します。
現在、そのための特別カリキュラムを作成中なのですが、1クラス40名を対象に一斉授業を行う経験ははじめてです。
成果も重要だと思いますが、一番重要なのは、学生達が夢中になること。
そう考えると、ますます悩みます。

 

ゲームプログラミング道場に通う高校1年生の生徒に聞いてみました。

 

「学校でプログラミングの授業を受けるのであれば、どんな授業を期待する?」

 

そして、返ってきた言葉。

 

「普通な感じだと退屈だから、普通の授業じゃない感じがいい!!」

 

とのこと。

 

普通、とは?

 

普通じゃない、とは?

 

悩ましい言葉ですが、とても参考になりました。


STEM教育と情報モラル教育

弊社はロボットプログラミング教室「ジーニアスクラブ」ゲームプログラミング道場を通して、子供たちへのSTEM教育に取り組んでいます。

幸い、入会していただいた子は、ほとんど途中で退会することなく、順調に能力を伸ばしています。

しかし、最近感じることがあります。

高度なITリテラシーを持った子達をさらに育成していくためには、情報モラル教育を徹底しなければならない。

そう感じます。

 

特にプログラミングを身につけた子には、注意をしなければなりません。

子供の想像力と好奇心に、それを実現する能力が加わると少々危険なことを実行できてしまいます。

(例えば、どこかのサーバ・ネットワークへ強い負荷を与える等)

だからこそ、通常の情報モラル教育より、もっと高度な情報モラル教育が必要になります。

 

恥ずかしながら、今更その点に気づきました。

自分が危険な目に”合わない”情報モラル教育だけでなく、他人を危険な目に”合わせない”情報モラル教育にも力を入れていきたいと思います。


小中高校のSTEM教育が......

2020年、小学校でプログラミングが必須化されます。

ただ、今ひとつ、小中高校の教育現場内でそこに火がつく感じがありませんでした。

しかし、ついに最近、小中高校のSTEM教育への意識に火がついてきたのを感じます。

 

先日、雑誌で弊社の情報を取り上げていただきました。

それ以降、小中高校からお問い合わせいただくことが急激に増えています。

 

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中には、小中高校での講義(授業)をご依頼いただくケースもありますが、基本的には「どのような内容をどのような教材を利用して行っていますか?」という情報提供の依頼です。

 

教員の方がいよいよ火がつきはじめたようです。

ただ、まだまだ今からですね。

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